フォークリフトを安全に使う
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前方にフォーク(ツメ)があり、そのツメを荷物の下部かパレットに差し込み、持ち上げて移動します。
そのため前方がみにくくなりますので、視界がしっかり確保できるように座席の位置が高く作られています。
また、普通の自動車とは違って後輪操舵ですので、ハンドルの旋回方向、車両の曲がり方などが普通の自動車とかなり違います。
運転には慣れが必要です。
運転する際は、後退走行が基本です。
荷物が小さく前方の視界が確保できるなら前進走行で構いませんが、事業所によっては前進禁止という規則を定めているところもあるようです。
日本国内でフォークリフトを使って荷役作業を行うには、技能講習と特別教育によるフォークリフト操縦者としての資格が必要です。荷物を積んでいない状態なら公道を走行することはできますが、公道上での荷物運搬はできません。
もちろん公道を走行するには免許運転が必要です。
フォークリフトの資格と法定検査
平成17年度におけるフォークリフトによる事故災害での死傷者数は2,607人にも登ります。
フォークリフトは重大事故につながる可能性が高い乗り物であり、 法定検査を行って正しい車両管理でこういった事故を未然に防ぐことに努めなければなりません。
事故が起こってからでは遅いですから。
フォークリフトでの作業は時間に追われながら焦って仕事をするケースが多いと思います。
死亡災害事故の原因で多いのは転倒、挟まれ、荷物の落下です。
この3つで全体の半分以上を占めています。
これらも仕事を急いだことによる不注意や油断が招いたものではないでしょうか。
フォークリフトを日常的に運転していると、どうしても慣れから来る油断で安全確認等を怠りがちになるものです。
運転技能講習では、安全確認、指差し呼称を心掛ける事が求められます。
これをしないと不合格になります。
事故防止の為に、基本的な安全確認は忘れないということが第一です。
年次検査や月次検査は、労働安全衛生法で定められています。
期限内に確実に検査を行ってください。
また、フォークリフトでの作業はある程度スペースが限定される為、通常は車両はできる限りコンパクトである必要があります。
運転席まわりを広くすることによって運転者の負担を軽減する等、快適な作業環境の追求が安全性の向上につながるのではないでしょうか。